もうすぐ絶滅する(?)という紙の書物について

 サラリーマンになってから早くも半年が経過した。行きの電車は超満員で、帰りの電車は疲労で、とてもじゃないが通勤時間に本なんて読めない。それでも毎日通勤カバンの中に最低一冊は本を忍ばせている。

 私は電子媒体で文字を読むことが苦手で電子書籍用のタブレットも買う予定は全くない。しかし、一体紙の本の何に拘っているのか自分でも分からなかったりする。紙であることに拘っているのか、その重さに拘っているのか……旅行先でもつい紙の本を買って荷物を重くしてしまう。

 ふと思いついたけれど、私がカバンの中にいつでも紙の本を入れているのはお守りをつけている感覚に近いかもしれない。お守りは電子化されないものだと思う。神社でバーコードを読み取って電子お守りを購入!なんて未来は想像しにくい。案外電子お守りはすぐに登場するのかもしれないけれど私はやっぱりそんなものは欲しくないと思うのだろう。