読むことと書くこと

ブログがというか、文章が、上手く書けない。ので、特に意味のないことを長々と小手先で書いてしまえるような能力であっても、とても羨ましい。他の人よりも本を読む子だったので、何かを書ける人には憧れていたのに、自分には上手くできないというコンプレックスがずっとある。

  金原瑞人さんのエッセイを最近読んだ。彼のことは、図書館の海外の本によく名前が載ってる翻訳者だという認識しかなかった。私が小学生の時に特に気に入って何度も読んでいたファンタジーのレイチェルシリーズも彼が翻訳していたので名前はよく覚えていた。 最近、金原ひとみさんの父親で大学で働いていて日本のYAジャンルの立役者だということ、エッセイを出していることを知った。エッセイ本のタイトルが「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」という何だかとても面白そうなものだったので気になっていた。それをついこないだ読んだのだ。結果、面白かった。本人のチャーミングな性格が文章から伝わってきた。その本の中に“言葉の力を実感したければ、実感できるまで読んで書く、書いて読む、それしかないと、投げやりな言葉で、とりあえず、〆”という一節があった。これを読んで、私も書けばわかることあるのかなと思って今、ブログを書いている。私は今まで自分の読んだ本や、経験して感じたことを文章という形で出力してこなかったし、私なんかの下手なアウトプットに何の意味があるのかと思っていた。でも今、部屋に並ぶ本の数々を見て、人生の中で経験した様々なことに想いを馳せると、このまま自分が死んでしまうのは寂しいと思ってしまう。ツイッターで呟くのは、ただ思いついたことを何の繋がりもなく垂れ流しているだけなので、何かが違う。

 頑張って、ブログもうちょと書いていこうかなあ。